近年は温暖化による異常気象の影響で、「数十年に一度の大災害」が毎年のように各地で発生するほど、災害が多い身近な存在になってきました。そのため、いつ災害に出くわしても大丈夫なように、防災グッズの準備をしておいた方が良いでしょう。
しかし、いつでも防災グッズが手元にある状況とは限りません。もし、逃げ遅れて着の身着のままで逃げた場合や、孤立してしまった場合などには、周りのものを使って過ごすしかありません。そんな時には、臨機応変に対応できるスキルを身につけておくことで、非常事態を乗り切ることができます。
特に災害に弱いのが、高齢者たちです。高齢者の中には、身体が丈夫でない方が多くいらっしゃるため、特に介護士の人は災害時の対策を知っておくことが大事です。そこで今回は、災害時にどんなものが緊急時に役立つのかを調べてみました。
まず、靴がないときの代わりに役立つのが、長袖の服です。広げた服の中央に足を置いて包み込み、袖を紐代わりに足首で結べば簡易的な靴の完成です。足裏のクッション性を上げたい場合には、タオルなどを足裏に入れておくと良いでしょう。
寒い季節の災害時には、ブルーシートと毛布を重ね合わせて簡易的な寝袋をつくることができます。また、大きめの袋の中にくしゃくしゃにした新聞紙を入れれば、簡単なひざ掛けにすることが可能です。
食事編のライフハックとしておすすめなのが、新聞紙とビニールを使った簡易コップ。食器を洗えないときによく使われているのはお皿にサランラップを巻いた食事スタイルですが、飲み物は難しいので、そんなときには折り紙の要領で新聞紙でコップを作り、それにビニールをかぶせれば使うことができます。
災害はいつどこで起きるかわかりません。いざという時のために、災害時のライフハックをリサーチしておきましょう。