福祉の仕事の種類について

すべての人が幸福で安定した生活を送れるように、一人ひとりに対して公的な支援を行う福祉サービス。福祉に関わる仕事は、基本的に介護系・保育系・相談援助系などをはじめとする6つの種類があります。

介護系は高齢者や障がい者の生活を支援する仕事です。要介護者の生活サポートにあたる介護士などが該当します。主に特別養護老人ホームや訪問介護事業、障がい者支援施設などで活躍することになります。

保育系は遊びを通して子どもの社会性を育む支援を行う仕事です。保育士・保育教諭が該当します。主な職場は、保育所や認定こども園、児童養護施設、障がい児施設などです。

相談援助系は生活の相談に応じる仕事です。居宅介護事業所で高齢者に関する相談に応じるケアマネージャーや、障がい者の就労をサポートする就労支援員などがあります。

看護・リハビリテーション系は、医師の医療行為のサポートや、日常生活への復帰を目指したリハビリテーションを行う仕事です。看護師・保健師・理学療法士・言語聴覚士などの職種が含まれます。

栄養・調理系は、食事の面から人々の心身の健康をサポートする仕事です。主な職種は調理師や栄養士。特別養護老人ホームや保育所、病院などどさまざまな施設で活躍しています。

運営・管理系は施設長や事務員などの、施設や事業所の運営管理や事務作業を担っている仕事です。栄養・調理系と同様に多くの施設で働いています。

このように福祉に関する仕事はたくさんあり、職場や仕事の内容もさまざまです。福祉の仕事に興味があるなら、福祉の仕事についてよく調べた上で、どんな仕事がしたいのかを具体的に考えるようにしましょう。